影響を受けた言葉たちPart2

ここでは、私が何かしら影響を受けて心にメモした言葉たちを紹介します。

言葉の力

人間が発明した文字によって、未来の人へ記録を残せるようになった。
その結果、私たちは過去の人であってもその「声」を聞くことができる。

遺された言葉に限らず、私が出会った人から、本から、メディアから見聞きした言葉で印象に残り、思わずメモした言葉たちを紹介します。
何かのヒントやきっかけなど、ちょっと背中を押すことができれば幸いです。

名言と呼ばれるものの中で、個人的に代表格になっているのが次の言葉。
言わずと知れたデール・カーネギーの名言集より。

・何事にも落胆しない
・あくまでやり続ける
・決して断念しない
この３つが大体において成功者のモットーである。
もちろん、意気消沈することもあるが、
要はそれを乗り越えることだ。
これさえできれば、世界はあなたのもだ。

by デール・カーネギー

学生時代、ポスターセッションの授業で名言を題材にしたことがあった。数々の言葉の中から、当時トップに出したのがこの言葉だった。
様々ある名言はある程度ジャンル分けができる。１つ目の落胆、意気消沈からの復活、２つ目の継続の重要性、３つ目の諦めない心、意思というのは共通していると言える。

何よりも、この言葉の凄さを感じるのが「世界はあなたのものだ」という最後の言葉。
これ（先の３つのモットー）さえあれば、世界は、人生はあなたの思い通りになるということだが、ここまで言うのはただ事では無い感じがして、まさに名言だと思う。

1つ目「何事にも落胆しない」について、他の名言をヒントに考えてみる。

過ぎ去った事は決して気にかけるな。これも経験の一つと考えて、悩みは忘れ去ろう。

目の前は常に困難だらけだ。振り返って過ぎ去った困難まで顧みる必要はない。
ハーバート・フーバー

言うのは簡単だが、実際に行うとなると難しい。それでも、成功者は困難を乗り越え、それを経験として糧にし、先に進んでいける人である。
もっと他にも困難の克服については様々な金言、名言があるのでまたご紹介したい。

2つ目「あくまでやり続ける」について、アインシュタインはこう言っている。

私は天才ではありません。ただ人より長く

一つのことと付き合っていただけです。
アルベルト・アインシュタイン

まあ実際に天才の人にこう言われても、という感じはするが、幼い頃から物理学・数学や天文学に興味を持ってずっとそのことを考えていたのは事実で、そのかけた時間が天才たらしめたという事は確かだと思う。

最近、映画の『BLUE GIANT』を観たが、ジャズに惚れ込んで一生懸命練習する主人公、宮本大はまさに努力の人だと実感する。

3つ目「決して断念しない」については2つ目と重なるが、元プロ野球選手・監督の広岡達朗さんのこんな言葉がある。

もうこのへんでいいやと思ったら

そのときは敗北している
広岡達朗

現状に満足せず、常に高みを目指し続ける。改善そして進化を続ける。プロの世界で生きた人のメンタルの強さ、そして大切さを教えてもらう言葉だと思う。

一つずつではあったが、3つの内容について名言をご紹介した。それぞれ短い言葉の中にいろんな意味を含んでいると思うので、改まって解説するよりも、それぞれが自分の感じ方で味わっていただければ幸いです。