はじめに
ここにブログタイトルである「勝者」という言葉について、私の考える定義を記しておきたい。
先に申し上げると、このページはどんどん更新され変化していくと思われる。
なぜなら、明確にこれ!という一言で表されるようなシンプルな意味で使っているわけではなく、むしろ人それぞれの考えや価値観によって「勝者」という言葉の意味するところが変わってくると思っている。
考え方や価値観(何を大切に思うか)は普遍ではなく人の成長や新たな出会い、経験で書き換えられて更新されていくものなので、当然それに伴って「勝者」というものも意味合いが変化してくる。
むしろ更新されていかねばならないものとして、これを読んでくれている皆さんにも認識しておいてほしいと思う。
勝つ&負ける
スポーツなど勝負ごと、競技においては勝つ人がいれば必ず負ける人がいる。個人であれ団体であれ、相手よりも優れたプレーをし、演技をし、その差がたとえ僅かであっても「勝ち」と「負け」があり、その結果に一喜一憂する。
もちろんスポーツでもその「過程」に注目が集まることもあるが、ほとんどの場合「結果」に注目が集まる。銀より金メダル、4位よりメダル獲得が良いとされる。
これが、下に記す「勝つ」のひとつ目の意味である。
【勝つ】
①実力の違いを認めさせて、それ以上対抗することを断念させる。
ー新明解国語辞典 第七版
そんなこと改めて言わんでもわかっとるわ!という感じだと思うが、このブログでの考え方は次の二つ目の意味で考えたい。
【勝つ】
②自慢・怠惰に流れがちな気持ちや誘惑・欲望にくじけがちな気持ちを強く抑える。
ー新明解国語辞典 第七版
そう、つまり「己に勝つ!」ということである。
ただ、人間誰しも弱い生き物で、常に己に勝ち続けることなんてできないし、実際誘惑に負けることもしょっちゅうあると思う。
それでこそ人間。人間だもの。である。
ただ、負けてばかりでいいのか?といえば、答えはNOだろう。
勝ちたいけど負けることが多い。だから「勝者たれ」というタイトルになったのである。
他人ではなく自分に勝つ
怠惰な自分、サボりがちな自分に勝ちたいけれどなかなか難しい。そんな人を応援したり鼓舞したり前向きにできたり、そういう意味が「勝者たれ」には込められている。
勝者であり続けよ、というメッセージは1回勝てば良いわけではなく、常に勝者としての振る舞いをしましょうということであり、現実的に難しいからこそその姿を追いかけていく意味がある。
注意したいのは、他人と比較して「勝った」「負けた」という次元の話ではないということ。
あくまで勝つのは「自分自身」である。
そして、長期的に見たときに、究極は死ぬ時に
「ああ、自分は勝者の人生だった」と、嘘偽りなく思えるような人生にするために
長い長い人生の「過程=道程」を大切にしたいと思っている。
勝ったという「結果」に注目するのではなく、自分の中で「勝者」たるべく日々を過ごす。
そのお力添えになれば幸いと思い、何より自分が勝者たるべく生きていけるよう、皆さんと共に精進してまいります。
決して「勝者」として上からの物言いで偉そうに語る訳ではないことを明言しておきます。
勝者とは
さて、他人と比べたり競ったりするのではなく、「自分に勝つ」ことが重要というのはご理解いただけたかと思います。
では勝者を目指すというのは具体的にどういう状態を言うのか。
簡単にいえば自己実現の達成だろうと思う。つまり「こうなりたい」、「こうしたい」という夢や目標を叶えられる、叶える力があるということで、未来を自分で切り開いていく力があるとも言える。
具体的な力やスキルなどは今後考えていきたいと思います。